
アイツまで徒歩5分
第12章 夜を追いかけ朝になる
「―――怖いのは…俺もだ…
このまま…最知をメチャクチャにしてしまいそうで――…」
ドキン…ドキン…と、鼓動が早くなっていく―――――…
涙目の最知は、俺を内側から刺激する――――――…
「///…いい…っすよ…
陣ヶ岡さん…メチャクチャに…して――――――…」
プッ――――――――っツン…
俺の中で――――…
理性が…切れる音がした…
最知の…痛々しい姿を俺は、知っている――――…
優しく…甘く…
丁寧に…暖めながら――――…
そんな事を思っていたのに…
「///バカやろう!!!
そ…そんな事言うな!!
優しくしたいのに!
甘やかして、メロメロにして…
最知のよがりすがる姿を…手に入れたいのに――――…
自分で自分がコントロール出来なくなる!」
俺は、最知の胸に顔を埋め!強く抱き締める!!
危ない自分を…最知に止めて欲しかった!!
