
アイツまで徒歩5分
第8章 自分の事は自分が一番…
見るからに…熱っぽい顔をしているが―――――…
座薬で…そんな風にはならない気がする…
「今も…熱があるのか?会社では、全然…元気そうにみえたぞ?」
今にも泣きそうな最知は…
座薬の入っていた包みを俺に渡した…
「///――――…普通の…座薬…ですよね?
でも!こ…怖かったです…
一関の件もあったし…
お尻に…何かを入れるの…痛そうだし…不安でしたよ!」
最知が、逆ギレしだした?
また、熱でも上がってきたか?
「お…落ち着け?大丈夫だから、最知の恥態を見るのは///これが初めてじゃないし!な?」
何とかなだめようと…最知の方へ向かう…
「…中森さんの所で…ふらつくぐらい熱が出て……
ソレもらったんです…
座薬なら直ぐに効くから、陣ヶ岡さんに迷惑かからないって―――――…」
俺は、そんな事で迷惑なんか感じないのに……コイツ…
