テキストサイズ

☆ラリマーの扉☆

第23章 流星と金星飴

「あっ…僕は助けたいだけで
じゃあ──行くね、神咲さん…」

星塚はちょっと困惑気味の顔をして戻って
行った。

「リンネ~…」

さりなが話しかけてきた。

「ん…?」

「星塚の誘い、受けてたら良かったんじゃ…」

「ええっ!でもやだよ、しつこいし…」


星塚なんていなくても自分で出来るしさ。

「星塚いたら満点間違い無しだよっ」

「そうなの?」

「そうよっ!あの人伝説の生徒よ?」

まじか…

まじで…

まじな…の。

「信じられない~」

「本当は本当よ~」

神生徒にたよってみようか…
でもなぁ、シャイ族だしなぁ…

結局どうしようもないんだな……

自分から待つっていうコマンドだけなら
あるけどな。

勇気ないや……

まぁ、頼っても頼らなくてもいいっしょ…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ