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☆ラリマーの扉☆

第13章 ~いやし~②

「先生ってすごいでしょ?
調子乗ってる生徒も一発でこんなに」

甘い声が耳の奥まで伝わる。

「ああ…あぁ…スゴイ、ステキ」

彼はドS、わたしはドM…

もうわたしは彼のとりこ。
彼に堕ちる。

先生はわたしの耳から離し
「まだ終わりじゃないから」

と…甘い時間が続くことを告げる。

「むう…」
口をアヒル口にした。

「だいじょうぶ、すぐだからネ?」

先生は狂気に満ちた表情をしている。

先生の手はわたしの唇に触れた。

「美味しそうな唇…
ふふ、食べちゃおうかな?」

指の腹でわたしの唇を撫でる。

撫でられるとともにドキドキがついてくる。

先生の発言も行動もすべて…
妖艶さが漂っていた。

「もう何でもしちゃって…」

混乱状態のわたし。

「そう言われると食べないわけにはいかないね。いただきます…」

先生はわたしのほっぺに手を置き
わたしの唇に口付けをした───…

「ん…っ」

先生は舌でわたしの唇をなめた。

「最高のごちそうだ」

先生は天使…

「もっと…召し上がって」

さらに誘惑する。
白月先生を獣化させる。

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