
Everlasting Love
第46章 計画
松本「かずの誕生日なんだけど、普通にパーティするのもありかなって思って。」
聖輝「普通にですか?」
松本「うん、変に凝りすぎると返ってぐだぐだになりそうだから…」
聖輝「なるほど…それもそうですね。」
松本「まぁ、ちょっとしたサプライズを入れつつ、普通にお祝いするのがいいかな?」
聖輝「そうですね、1つ2つサプライズ入れると盛り上がりますね!」
松本「うん、じゃあそういうことにして、涼野くん土曜日は一日中空いてるの?」
聖輝「はい!空いてます!」
松本「そっか…じゃあ当日の飾り付けとかお願いしてもいいかな?」
聖輝「はい!任せてください!」
松本「ありがとう。」
聖輝「あの、誰の家で誕生日会するんですか?」
松本「今のところ俺か翔さんの家かな?主役の家に忍び込んで用意するのも難しいからね。」
聖輝「なるほど…」
松本「でもね、土曜日俺も翔さんも夕方まで仕事あるんだよね…」
聖輝「えっそうなんですか?」
松本「うん…それに、まーや大野さんの家は使えないから…」
聖輝「そうですか…」
松本「うーん…仕方ないけど俺の家の鍵預けて準備してもらおうかな…」
聖輝「あの、松本さん。」
松本「ん?」
聖輝「あの…よかったら…僕の家使ってください!」
松本「えっ?」
聖輝「あの…部屋はだいぶ小さいですけど…」
松本「でも…迷惑でしょ?」
聖輝「いえ、迷惑だなんて…むしろ大勢の人と一緒にいる方が楽しいので!」
松本「涼野くん…」
聖輝「僕の家だったら、僕自分でどんどん準備もできますし、いいと思うんですけど…」
松本「……。」
聖輝「だめ…ですか…?」
