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Everlasting Love

第31章 サプライズ1



バチッ


聖輝「あっ…」


変な雄叫びが聞こえた直後、部屋に明かりがついた。


大倉「ちょっ…今の声なに…?」


聖輝「わっ…分かりません…」


「「……。」」


僕達は無意識に抱きしめ合っていた。


大倉「…あっ…ごめん…」


聖輝「…ぃや…」


大倉「えっ?」


聖輝「もうちょっと…このままでも…いいですか…?」


大倉「…せやね…このままおろか…」


聖輝「うん…」


僕達は気持ちを落ち着かせる為にしばらく抱き合った。


大倉「涼野くん…大丈夫…?」


聖輝「はっはい…何とか…」


大倉「…ここってさ…訳あり物件…?」


聖輝「いっいえ、そんな話聞いたことないです…」


大倉「そっか…さっきの何やったんやろ…」


聖輝「分からないです…」


大倉「…今日…俺泊まった方がいい?」


聖輝「えっ…?」


大倉「いや、さっき変なことあったし…また同じようなこと起こったら怖いやん…」


聖輝「でっでも…明日お仕事あるんじゃ…」


大倉「あるけど…マネージャーに連絡したらここまで迎えに来てくれるし…俺は大丈夫やで。」


聖輝「ほっ本当にいいんですか…?」


大倉「うん。」


聖輝「…じゃあ…泊まってください…」


大倉「ん、了解。」

よかった…今日一日たっちょんが一緒にいてくれるんだ…

僕は一気に安堵感に包まれた。

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