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Everlasting Love

第26章 出演交渉2



渋谷「それにしても特番か…ええなぁ…」


聖輝「何言ってるんですか!皆さんもたくさんテレビで活躍してるじゃないですか!」


横山「いや、正味こいつだけやで?」


村上「いやいや、お前もよう出とうやん!」


大倉「横ヒナコンビだけが目立ってるねん。」


渋谷「何でや…ずるいぞ!!」


丸山「僕らなんてまだまだやからね。」


聖輝「そんなことないですよ!皆さんには華がありますから!」


村上「はぁ?それって俺らが華ないように聞こえんぞ?」


聖輝「だって華ないじゃないですか。」


村上「なっ?!このクソガキがー!!」


聖輝「きゃあぁー??!」


大倉「あっ、死人が出るわ。」


横山「嘘やろ…俺って華ないん?!」


渋谷「わはははっ!!俺は華あるんやっ!!」


村上「お前…もう許さんぞ!!」


聖輝「いひゃい!いひゃいよぉ〜!!」


丸山「うわっ…痛そう…」


渋谷「涼野ー!!大丈夫か?!」


聖輝「うぅ…いひゃい…」


大倉「ちょっと信ちゃん!やり過ぎやって!」


村上「ふん!こいつ最近俺のことバカにしてくるからな、お仕置きや!」


横山「ヒナ、俺の分もお仕置きしとってな!」


聖輝「うぅ…!!」


丸山「大丈夫?」


渋谷「お前ら…許さんぞっ!!」


大倉「華がないって言われたくらいで怒らんでもええやん…」


村上「うるさい!!」


横山「お子ちゃまは分かるまでしつけせなあかんねん!」


聖輝「もぉー!!お子ちゃまじゃないってば!!」


僕は思いっきりつねられたほっぺたをさすりながら、叫んだ。

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