
Everlasting Love
第10章 恐怖
時計はもうすぐ20時になろうとしてた。
聖輝「うっうぅ…緊張する…」
僕は今、一人でホテルムーンプリンセス最上階姫の部屋にいる。
それにしてもさすがジャニーズ。
ホテルムーンプリンセス最上階の部屋を当日予約で貸し切りにするなんて…やっぱりジャニーズってすごい。
聖輝「はっはぁ…久々に喘息になりそう…」
〜♪♪♪
聖輝「あっ、もしもし。波野さん?」
波野『もしもし。もうすぐ20時だけど…大丈夫?』
聖輝「はっはい…多分…」
波野『いい?一番の目的はしばらくの間ストーカーからかくまってくれるかどうかだからね。』
聖輝「はっはい…」
波野『もし、何かトラブルがあったらすぐに連絡してきて。それかもういっそ大声を出してくれたら飛んで行くから。』
聖輝「はっはい…分かりました…」
波野『ストーカー…必ず捕まえるからね…』
聖輝「ありがとうございます…」
波野『…あっ、ごめん。事務所から電話入った。切るね。ごめんね。』
聖輝「はっはい。お疲れ様です。」
ピッ
聖輝「ハァ…どうしよう…落ち着かないよ…!!」
誰が来るんだろう…全然想像つかない…
やっぱり嵐のメンバーの誰かかな?いや、TOKIOやV6が来る線も低くはない。
あっ、僕と話が合いやすい同年代のHey say JUMP?
まっまさか…マッ…マッチとか?!
どうしよう!!そんな大先輩の前じゃろくに話もできないよ…!!
聖輝「ハァ…早く来ないかなぁ…」
ピンポーン
聖輝「!!?来た…」
だっ誰…ドアの向こう側には…誰がいるの…?
聖輝「はっ…はい…今開けます…!」
僕は震えたてでドアノブに手をかけた。
ガチャッ
聖輝「……!!!」
そこにいたのは…
関ジャニ∞の安田章大だった。
