
Everlasting Love
第51章 打ち上げ
横山「でもさ、普通に考えたら停電してスマホの電源も切れておまけに変な叫び声聞こえたとかさ、ありえへんやん!」
聖輝「嘘じゃないもん!!本当だもん!!」
村上「どうせ叫び声も外で叫んどったおっさんの声が部屋の中に響いただけやろ?」
聖輝「違いますよ!!そばで聞こえたんですよ!!」
錦戸「幻聴か。」
横山「はいはい、疲れてるなら乳母車で寝んねちまちょ〜ね〜」
聖輝「もぉ〜横山さん!!」
横山「あはははっ!!」
聖輝「むぅ…大倉さん!!」
大倉「なに?どないしたん?」
聖輝「この人達が怪奇現象のこと信じてくれないんですよ!!」
大倉「あぁ…あれな、本間に怖かったよな!」
田中「怪奇現象?」
信濃「何だよそれ?」
大倉「いや、先月よこの誕生日のサプライズを考える為に涼野くんの家に行ったんですよ。」
大倉「それで、サプライズ考えて意見がまとまった時に急に停電になったんですよ!」
瀧本「マジっすか?」
榎本「それで?」
大倉「その時、真っ暗やからスマホ使って明かりを照らそうとしたんですけど、俺のスマホも涼野くんのスマホも電源つかなかったんですよ!」
真壁「えっ…怖っ…」
横山「うそうそ、作り話やから。」
聖輝「違いますよ!!」
森重「それで…どうしたんですか?」
大倉「電源がつかへんから、手で探りながらブレーカーを探してたら…」
堀野「探してたら…?」
大倉「何か足にぬるっとした変なものが触れてん!!」
牛塚「えっ?!」
森田「こわっ!!」
聖輝「あれ気持ち悪かったですよね!!」
大倉「そうそう!俺てっきり涼野くんの手かなって思ってたんやけど…ほぼ連続で触られたよな?!」
聖輝「そうなんですよ!!」
丸山「これが本間やったら怖いですね…」
錦戸「信じなくてええから。」
