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腹黒ドS王子の愛する人Another

第1章 慧×桃史の場合

でも、依然気まずいし.....






いや、そんなこと言ってられない。
変わるって決めたんだから。






でも大人数のとこで話しかけるのはまだ難しいから、きっと今日もお互い残業だしその時に...







「何て声かけんの?」






長い間話してないし、なんて言えば....





「よ、よぉ。とか....?」






いやいやいや、そこまで馴れ馴れしい間じゃないだろっ





元気か?とか??






何でそんな他人行儀!!!!









「邪魔.......」






小さく背後で聞こえた声。





この声......







「わ、わり。北浜.....」








そこに居たのは無表情の北浜だった。





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