
腹黒ドS王子の愛する人Another
第1章 慧×桃史の場合
俺はどうしてしまったんだ。
恥ずかしそうに笑って俺に感謝を伝える目の前の男がいじらしいなんて。
「いや、俺の方が北浜に助けられた。これからもよろしくな。俺も信頼してるから。」
そう言うと一層顔を赤くして
「あっそ!」
と、何時もの感じで早足に歩き始める。
本当、大分イメージ変わったっての。
最初はなんてとっつきづらい奴だと思った。
なのに一緒に仕事をしていくうちにこいつの真剣な表情とか、気を遣ってくれる優しさとか、恥ずかしそうな態度とか、色んなところを見て......
自分の思考に思わず口を覆う。
俺、今なに考えた.......?
恥ずかしそうに笑って俺に感謝を伝える目の前の男がいじらしいなんて。
「いや、俺の方が北浜に助けられた。これからもよろしくな。俺も信頼してるから。」
そう言うと一層顔を赤くして
「あっそ!」
と、何時もの感じで早足に歩き始める。
本当、大分イメージ変わったっての。
最初はなんてとっつきづらい奴だと思った。
なのに一緒に仕事をしていくうちにこいつの真剣な表情とか、気を遣ってくれる優しさとか、恥ずかしそうな態度とか、色んなところを見て......
自分の思考に思わず口を覆う。
俺、今なに考えた.......?
