
腹黒ドS王子の愛する人Another
第1章 慧×桃史の場合
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「ほぉ、さすが有能二人だ。この短期間でここまで作るとは。よし!このまま進めてくれ。」
「「はい。」」
とりあえず現段階までの企画書を提出して部屋を出る。
「失礼しました。」
「はぁ、緊張した。」
「お疲れ。」
そう声をかければ嬉しそうな笑顔で振り向く北浜。
うん、笑ってれば可愛いんだよな。
「ありがとうな、高田。」
「え。」
突然の感謝の言葉に思わず言葉が漏れる。
「ここまで来れたのも本当お前のおかげだと思う。まだまだ俺は迷惑かけるかもだけどよろしくな。最初のイメージとだいぶ変わった。今は信頼してるから。」
