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俺はおかしい。





あんなに嫌いだった奴が今は少しだけ可愛いなんて。






「ふはっ、それにしてもおにぎりにメロンパンって。」


「なっ！！か、かえせっ！！」





以前真っ赤な顔で俺に怒ってくる北浜をなだめてもう一度お礼を言う。




「ん、本当に助かった。ありがとな。」




「........別に。」




相変わらず素直じゃない反応だけど、今までみたいにうざいなんて思わなかった。




むしろ.......






















北浜が自分の席に帰ってから花巻さんは驚いたように話しかけてくる。




「北浜さんってあんな感じの人なんですねー！！すっごい可愛かったー！それにしてもイケメンツートップの絡みなんて、贅沢！！！」


「花巻さん、彼氏は？」



それとこれは別ですよーなんて言って花巻さんは俺の肩を叩く。