
腹黒ドS王子の愛する人Another
第1章 慧×桃史の場合
恋人ね......
そんなのできるわけねーよ。こんなことしてて。
俺に好きな人とか絶対できない。
だって現に今、俺の足はさっきメールが来た新しい女のとこに向かってるし。
お弁当作ってもらうとか無縁だね。
そんなことを考えながらメールで指定された部屋に行けばそこには俺より三つ年上のユカさんの姿。
つい最近関係を持った新しいヒト。
「お待たせユカさん。」
「ふふ、いらっしゃい高田君。」
部屋に入り鍵をした途端に俺の首に絡みつく腕。
「ユカさん香水変えた?」
「わかる?移っちゃうかも.....んっ.....あんっ.....」
香水は嫌いだ。
俺自身キツイ匂いが嫌いだから。
「最悪。」
「んっ....何か言った?.....」
「いいえ、もっとくっついて?」
「あぁっ、んっ.....!」
漏れる本音に蓋をして俺はその唇に牙を立てた。
そんなのできるわけねーよ。こんなことしてて。
俺に好きな人とか絶対できない。
だって現に今、俺の足はさっきメールが来た新しい女のとこに向かってるし。
お弁当作ってもらうとか無縁だね。
そんなことを考えながらメールで指定された部屋に行けばそこには俺より三つ年上のユカさんの姿。
つい最近関係を持った新しいヒト。
「お待たせユカさん。」
「ふふ、いらっしゃい高田君。」
部屋に入り鍵をした途端に俺の首に絡みつく腕。
「ユカさん香水変えた?」
「わかる?移っちゃうかも.....んっ.....あんっ.....」
香水は嫌いだ。
俺自身キツイ匂いが嫌いだから。
「最悪。」
「んっ....何か言った?.....」
「いいえ、もっとくっついて?」
「あぁっ、んっ.....!」
漏れる本音に蓋をして俺はその唇に牙を立てた。
