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腹黒ドS王子の愛する人Another

第3章 朔弥 × 元 の場合

「あんたが男を好きってこと黙ってて欲しかったら、その引き換えにあんたは今日から俺の玩具だ。返事は?」



「わかった、わかったからぁ....!!」



膝がガクガクとしはじめ、寺石のスーツを握り締めながら何度もうなづく。




ポロポロと、気持ちよさと生理的なものが混ざった涙が流れる。




「くくっ、この泣き顔が見たかったんだよ。」


「あああっ、もぉいくっ...!!」




もうだめ、この瞬間寺石はこの場の支配者となり俺は被支配者となった。でも、身体が心が、この男に従うことを喜んで受け入れてしまっている。




「せいぜいいい声で啼けよ。」







そう言った彼の声と、強すぎる刺激に俺は甲高い嬌声と共に欲望を放ったのだった。



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