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腹黒ドS王子の愛する人Another

第3章 朔弥 × 元 の場合

「貢ぎ癖に世話焼き、抜けてるところに男にこんな風にされて喜んじゃうところ。やっぱり思った通り、先輩ドMですよ。」



「へっ....?」



何を言っているのかよくわからない、俺がドM?





「あんたには、相手を抱いて愛してやる側じゃなくて抱かれて愛される側があってるってことだよ。」





その瞬間、再び下半身に強い刺激が加わり目の前が破裂したようにチカチカし始める。




「ひうっ!!だめ、つよいっ...!!」



「だから嬉しいんだろ?」






うれしい、うれしい....



頭の中が、寺石に攻められることへの喜びで埋まって他に何も考えられない。




「あぁっ、んんっ...」



持て余した熱は、背中を通り頭へと駆け巡っていく。

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