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腹黒ドS王子の愛する人Another

第3章 朔弥 × 元 の場合

「ッハハ...!図星ですか、先輩?」



いまだ不敵に笑みを浮かべる男に、ドス黒い何かが心をぐちゃぐちゃにするのをとめられない。



「先輩はいままで、タチだったのかな?それともネコ?」



「なにいって...!?」



「北浜先輩のことは抱こうとしてましたよね?ならタチか。」



自分のポジションを言い当てられ、言いようのない恥ずかしさで顔に熱が集まる。



そう、今まで俺は男を抱く側の人間だった。それが今こんな風に追い詰められるなんて。





「こんな敏感な人が抱く側?信じられないですね。」


足の間に挟まっていた寺石の足がグリグリと俺のものを刺激して、また反応してしまう。




「やだっ...」



「ほら、すぐとろけた顔しちゃうのに。」




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