テキストサイズ

腹黒ドS王子の愛する人Another

第3章 朔弥 × 元 の場合





ずっと、ずっと胸にしまってきた大切な恋。




報われない恋愛ばかりしてきた俺に、初めて微笑んでくれた大切な人への想い。




[榊!]





この恋も、結局実ることなく散ってしまったけど自分の中で消化できるまで大切に取っておこうと決めた気持ち。





大切にしまっておいたのに......








「あんな熱っぽい視線で北浜先輩のこと見てたら嫌でも気付きますよ。」




「やめ.....」




俺の気持ちを土足で踏み入るような寺石の言葉に、心が真っ黒に蝕まれていくのがわかる。



苦しい、吐き気がする。




「同僚でしかも男って....不毛すぎません?」



やめろ......






ストーリーメニュー

TOPTOPへ