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腹黒ドS王子の愛する人Another

第3章 朔弥 × 元 の場合

あまりの痛みにじわりと瞳が濡れるのがわかる。



「こんなにおっ勃てて、男に迫られて反応させてるやつが言えるセリフか?こうされるの、ずっと待ってたんだろ、なぁ?」


「ちっ、ちがうっ...んぅっ...」



寺石の綺麗な長い指が、俺のものを服の上からこすりながら責め立てる。


綺麗な顔が近くにあるだけで、恐怖心と裏腹に胸がときめくのが嫌だ。



「こんな乱暴に触られてんのに大きくすんのかよ。」



「やだ、やめろっ...!!!」



寺石の艶を含んだ甘い声が耳元をくすぐって、さらに俺の下半身に熱を集める。否定したい、男なんて好きじゃないって。なのに、どうして反抗できない?






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