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腹黒ドS王子の愛する人Another

第3章 朔弥 × 元 の場合

「おれ、あいつに何されるの...!?」




俺の方が先輩なのに、後輩が怖くて呼ばれた通りノコノコこんなとこに来るなんて情けなくて涙が出る。




だって、だって.....





[もちろん、来ますよね?]




何あの威圧感.....1人やってるよあれ.....






というわけで、俺はあの悪魔に逆うことができずここへ来たのだ。




今のところ、まだ寺石が来ている様子はない。




「もういっそのこと、逃げるか....?」



割と本気で逃げた方がいいとおもう。俺はそう決心し勢いよく振り返ったその時、大きい壁にどんっとぶち当たった。




「へぶっ!!」



「それは困りますよ先輩。逃げないでください。」







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