テキストサイズ

腹黒ドS王子の愛する人Another

第1章 慧×桃史の場合

「お前、なんであいつをかばうの。」



「俺は大丈夫だからっ...!!」







笑えない、全然大丈夫じゃねーよ。




泣きそうになってんじゃん、震えてんじゃんか。


なんで俺を頼らないんだ......










俺以外、こいつの目に映らなければいいのに









「こわいなー高田君。」




その声に振り返ると部屋から出てきたのは余裕の笑みを浮かべた染谷。









「そんなに怒ったら美形が台無しだよ?」




「お前......」













ストーリーメニュー

TOPTOPへ