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腹黒ドS王子の愛する人Another

第1章 慧×桃史の場合















「そこ、手ついて。」



「やっ、あんっ!!!」





欲望の入り口を指でぐちゃぐちゃにすれば甲高い声が部屋に響いた。



誰もいない会議室でさっきの女を犯す。





ちょっと微笑めばすぐこれだもんな。






「あっ、あっ、やぁっんっ.....!!」




何度も感じる場所を擦ればだんだんと大きく荒くなっていく吐息。





「かわいい。」


「んっ、慧っ....!」






また嘘の言葉を並べてその言葉に女は喜び腰を振る。




それがたまらなくおかしくて俺は静かに笑った。



さっきまで君付けだったのにいつの間にか生意気にも呼び捨てされた俺の名前。







また名前も知らない女を俺は抱いて、突いて、果てて、欲望のままにその体を汚すんだ。

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