
例えばこんな日常
第18章 超短篇詰め合わせギフト
《伏兵トリオ+バンビズ(リアル)》
◆飲みすぎにはご注意を◆
ロケバスの最後部席、隣に座る大野さんはフワフワした顔をしてる。
「…だいぶ呑んだよね、あなた」
「いやぁ…だっさいがね、」
「あぁ、獺祭ヤバかったね」
昼間からお酒を呑むロケなんて普通ないから、仕事を忘れてついペースが早くなってしまって。
「…あれもうまかった。あの、なんだ…きびなご、」
「稚鮎でしょ。もうあんた呑みすぎだって」
俺にツッコまれてヘラっと笑うと、ゆらりとだらしないその顔を近づけてきた。
「んっ…」
唇が重なると、いつもより熱く感じる口内。
舌に乗せて、日本酒の味が移ってくる。
するとすぐに、大野さんの手が俺の股間へと伸びてきた。
「んっ…!ちょ、やめっ…」
「なぁにの…俺なんかヤバい…」
「ちょ、ここじゃダメだって…バレるって、」
「だいじょぶだって…あ、」
覆い被さろうとする大野さんの視線の先を辿れば。
斜め前のシートから顔だけ出して、こちらをジッと見る相葉さんと目が合った。
「リーダー…俺もヤバいかも、」
お酒のせいかやけに熱っぽい表情の相葉さんも、すぐに俺の隣に移動してきてぴったりと体を密着させる。
「は?あんたら本気…?」
両隣を交互に見ると、二人とも目が据わっていた。
「…ちょ、や、やめ、ろ…んっ!」
かたや、二列前の席では…
「ちょ、翔くんってば…だめだって、」
「いいじゃん…もう俺夜まで待てねぇわ」
「も、どこ触って…!」
「どこって、ここ?」
「あっ…」
このあと続いたロケは、まるで使いものにならなかったことは言うまでもない…。
***
2014年のしやがれ佐々木蔵之介さん回より。
酔っぱらった嵐、実に可愛かったですな^o^
こちらはそんなロケの移動中の車内の一コマ。
ふふー、カップル出来あがっちゃいましたね♡
翔潤は会話だけでごめんなさい(笑)
どこを触っているかは皆さんのご想像にお任せします( *´艸`)
