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Blast of Brilliant STARS

第8章 ジャポニズム祭り

【のさまじょさま・大宮】高校、部活



突然の豪雨…

雨のカーテンが体育館を覆う。


大野先輩と俺はラケットを抱えたまま呆然としてた。

「あーあ…二宮、傘持ってんの?」

「持ってないっすよ…」


まったくツイてない…

こともない。


大野先輩と俺、今、体育館にふたりっきり…

むしろラッキー。


「じゃあ…まあ、着替えるか…」


体育館から出れないから、倉庫で着替えを始める。

ちらっと、大野先輩の後ろにマットがあるのを見た。

今なら押し倒せるな…


問題は…大野先輩はドのつくノーマルで…

嫌われるよね…


諦めて制服に腕を通し、ブレザーを羽織った。

大野先輩はカッターシャツのまま、俺をじっと見てる。


「なんすか?」

手招きされて近寄ったら、急に世界がぐるんと回った。

天井が見えた。マットに寝転がっている。


ぬっと視界に大野先輩が入ってきた。

「ぬえっ!?」

ヘンな声が出た。


ぷっと笑うと、先輩はゆっくりと俺にキスをした。

「二宮、俺のこと好きだろ?」

「えっ…」

ちゅっと音を立てて、また唇が落ちてきた。


「好きじゃないの?」

「え…すき…です…」


ふっと先輩は笑った。

「俺も、ずっと好きだよ。二宮」



のさ☆魔女さん
2015-10-25 18:49:17


〉ぬははは!懲りずに高校生もの書いてみたぞ!

文字数の都合で書けなかったけど、バドミントン部の先輩と後輩でっす。

ある意味これも師匠と弟子やなw
みずみずしくない~涙

mimiさんとかみきちんさんとかアロエさんとかチャコさんのように、みずみずしい高校生書きたい…

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