テキストサイズ

Blast of Brilliant STARS

第7章 迷彩祭り

【みきちん さま・山、磁石】竹取物語その後



「お父さま、お母さま、これでお別れでございます。これからは月を見るたびに、わたくしの事を思い出してください」


迎えたちと一緒にゆっくりと夜空へのぼって行く。

月に着くとわたくし…俺は元の姿に戻った。


「地上での修行ご苦労様でした」


世話人が出迎えた。


「部屋に行く、翔はどこにいる?」

「智様の部屋に居られるかと」


何であいつの部屋にいるんだ…


「早く、俺の部屋に来るように伝えろ!」




「智様」

「なんだ」


「翔はいますか?」

「どうしました?」


「和也様がお呼びです」

「わかった、今行く」


立ち上がると智は俺を後ろから抱きしめた。

「行かないで…」

俺は振り返り、触れるだけのキスをして部屋を出た。




「失礼します、翔です」

「入れ」


「修行、お疲れ様でした。迎えに行けず申し訳ございません」

「お前、智と寝たのか?」


「和也様こそ、地上では随分オモテになられたようで」

「うるさい、俺に意見する気か」


「失礼いたしました。
では和也様、私は何をすればよろしいですか? 」

「俺が喜ぶことをしろ」


俺はゆっくりと近づきキスをした。



みき☆魔女さん
2015-10-21 20:35:22


〉かぐや姫(竹取物語)のその後を勝手に妄想…

500文字で場面がコロコロ変わるのはダメだな(泣)

でも、ようやく書けたよー!

皆様の作品、素敵すぎる♪

ストーリーメニュー

TOPTOPへ