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Blast of Brilliant STARS

第7章 迷彩祭り

【のさまじょさま・櫻葉】日舞⑧



三味線の音、太鼓の音…

ああ…いかなきゃ行けないのに…

身体が動かない…


「雅紀…」


手を伸ばすと、温かい手に包まれた。


「雅紀、寝なさい」

師匠の声だった。


「あ…俺…」

「熱があるんだ。大人しくしてなさい」


「はい…申し訳ありません…」


師匠が傍で見守ってくれるから。

安心して眠りに落ちた。


次に起きたら、師匠が傍らでうたた寝してた。


「お師匠さん…起きて…風邪ひくから…」


起きないから、無理やり布団に引っ張りこんだ。

身体が冷えてる…


師匠の着物を脱がせると、俺も裸になった。

体躯を包み込むと、一生懸命温めた。


「翔…風邪、ひかないでね…」


まぶたにキスを落とすと、目が開いた。

「雅紀…」


驚いて身体を離そうとしたけど、もう遅くて…

俺の腰をがっしりと掴んだ。


「欲しい。雅紀…」


吐息が俺の神経に響いた。

背筋に電気が走ったように快感が昇る。


師匠の指じゃもう満足できなくて、早く欲しくて腰を突き出した。


「お願い…翔…」


師匠は微笑むと、俺の背中にキスをした。


「いいよ…いくらでもやるよ。満足するまでな…」



のさ☆魔女さん
2015-10-18 22:31:33


〉いえ~い!
原点に立ち返って。日舞の師弟でぇす!

結構書いたねえ~!
うふふ…今回は弱ってる弟子だよお!

皆様、楽しんでねえ!

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