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虹色の精霊に導かれて…

第5章 ハワイの懐かしさに乗って

松本視点

スタッフ「では、最後に五人で写真を撮ります!!これが15年前の写真です。ポーズも同じにしたいので、準備お願いします」
 五人で写っている写真を回しながら見る。

N「”ザ明星”って顔してる!」
 カズが、写真の顔をマネしている。


A「俺の手ってあんまり変わらない?」
 雅紀が写真の手を自分の手に合わせている。

N「これ、写真ね…一緒なわけないでしょ…もう、計算なのか天然なのか、私にはわかりません」
 あきれ顔のカズが両手の平を広げ、頭をふる。



カメラマン「五人でホーズを取って!」


 カメラのレンズに向かって、相葉さんが真ん中で手を広げる。

 俺がガッツポーズで横に立つ。

 背中側に大野さんが立っている。


 翔さんがめいっぱい笑顔で手を突き出す。

 ニノもガッツポーズしている。


カメラマン「はい!オッケイです!次は足上げポーズで!」




N「これも取るの?」
 ピョンッと足を上げてニノ。

 俺も足を上げてみる。


S「あんまり、上がんねーなぁ(笑)」
 翔さんが小さく笑っている。

「翔さんより上がるって、上げてみてよ!」
 笑い方が、いつもだったから、いつもの返しをしてみる。

 翔くんが片足を上げる。

S「上がんないね(汗)」
 自分の思った上がり方と違がったのか、少し顔を赤くする。

「でしょ!」
 ニッと笑って返した俺。


O「カメラが下から取れば、上がって見えんじゃない?」
 大野さんが打開案を出す。

A「大ちゃんナイス!」
 相葉さんがカメラマンの方に走って行き、大野さんの案を伝える。

カメラマン「了解です!五人で肩組んで!」
 カメラマンが少し下がって、しゃがむ。


「相葉さん後ろで支えててね」

A「まかっせて!」


その声を信じて、足を高く上げる俺。


O「お!やる!!」

カメラマン「オッケイです!」

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