
虹色の精霊に導かれて…
第5章 ハワイの懐かしさに乗って
松本視点
(おい!おい!こんな所で、二人の世界に入らないでよ!)
カズと二人の写真を取り終わって、次の立ち位置に移動しようとした時、
まさかのラブラブ行動を確認した俺。
(昔から知っているマネやスタッフにはいいけど、どこで誰が見ているかわからないんだ。お二人さん場所考えてよ!)
「なに見つめあってるの?」
翔くんの背中の方から抱き付いてその場を笑いに変える。
翔さんが何も反論しない。
(あ!もしかして、翔さんの方がヤバい?)
智さんの方を確認する。
(えぇぇ…そっちもぉ?二人ともソッチ側から帰ってきてない?
ちょっと!ヤバいよ!!)
対応を考えていると、雅紀と和が二人の体を掴んで、仕事の話をし始めた。
A「次、翔ちゃんと俺だよ」
雅紀が翔くんの腕をグッと掴んで笑っている。
N「大野さんは私とです♪」
和が智さんの体をを引っ張っていく。
(さすが、二人は対応が早い!!)
ちゃんと四人は、仕事している。
でも、俺たちは気づいている。
二人が無理している。
(……二人を今晩中に何とかしないと……)
A「翔ちゃん!!次は!大ちゃんとだよ♡」
雅紀の嬉しそうな声が聞こえてきた。
S「え…あ…うん…」
翔さんがぎこちなく近づいて来る。
O「翔くんが前だよ…」
智さんが手を差し出している。
翔さんが借りてきた猫みたいに、ちょこんと座る。
その後ろから、笑顔の智さん。
カメラマン「はい!取りまーす」
俺は昔の写真を確認する。
十五年前写真は、笑顔の翔さんと困った顔の智さん。
(昔と逆だよ!)
カメラマン「櫻井君!もう一枚!」
S「はい!」
笑顔を作る翔さん。
(…ZERO……さぁてぇ…翔さんを本番までに、何とかしないと、MCが不安…)
(おい!おい!こんな所で、二人の世界に入らないでよ!)
カズと二人の写真を取り終わって、次の立ち位置に移動しようとした時、
まさかのラブラブ行動を確認した俺。
(昔から知っているマネやスタッフにはいいけど、どこで誰が見ているかわからないんだ。お二人さん場所考えてよ!)
「なに見つめあってるの?」
翔くんの背中の方から抱き付いてその場を笑いに変える。
翔さんが何も反論しない。
(あ!もしかして、翔さんの方がヤバい?)
智さんの方を確認する。
(えぇぇ…そっちもぉ?二人ともソッチ側から帰ってきてない?
ちょっと!ヤバいよ!!)
対応を考えていると、雅紀と和が二人の体を掴んで、仕事の話をし始めた。
A「次、翔ちゃんと俺だよ」
雅紀が翔くんの腕をグッと掴んで笑っている。
N「大野さんは私とです♪」
和が智さんの体をを引っ張っていく。
(さすが、二人は対応が早い!!)
ちゃんと四人は、仕事している。
でも、俺たちは気づいている。
二人が無理している。
(……二人を今晩中に何とかしないと……)
A「翔ちゃん!!次は!大ちゃんとだよ♡」
雅紀の嬉しそうな声が聞こえてきた。
S「え…あ…うん…」
翔さんがぎこちなく近づいて来る。
O「翔くんが前だよ…」
智さんが手を差し出している。
翔さんが借りてきた猫みたいに、ちょこんと座る。
その後ろから、笑顔の智さん。
カメラマン「はい!取りまーす」
俺は昔の写真を確認する。
十五年前写真は、笑顔の翔さんと困った顔の智さん。
(昔と逆だよ!)
カメラマン「櫻井君!もう一枚!」
S「はい!」
笑顔を作る翔さん。
(…ZERO……さぁてぇ…翔さんを本番までに、何とかしないと、MCが不安…)
