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虹色の精霊に導かれて…

第94章 嵐にしやがれ 嵐の休日inハワイ 大野編

船長「シゴト ガンバレ ドウゾ!」
 片言の日本語でルアーに声をかける。

「ふふ」

船長「Do your best!」(ベストをつくせ!)

「お願いします」
ルアーを指さし念を送る。


橋本「では、準備しますので、大野さんはあまりウロウロしないでください」
 ルアーを持って船長を中に入って行く橋本。

残されたカメラを持ったスタッフと俺。


ス「なんの儀式だったんですか?」

「さー なんか コレやると釣れるんだって」

ス「そうなもんなんですね」

「うーん なんかノリだけど… あ!そうそう 俺の買ったルアー全部 竿に付けてくれるんてさ!」


ス「全部ですか?じゃ 準備ができるまで待機なんですね」

「トローリング漁法とかいったかな… 後で橋っちゃんに聞いといて?で釣るんだって」

ス「分かりました 説明はナレとテロップでしますね」

「よろしく」


 船のスタッフ達が出港の準備をしている。
「でっけぇな かっこいいな コレ 運転してぇなぁ」

ス「クルーザーを購入されるって聞きましたけど、噂は本当なんですか?」

「バ!バカ あの時のノリを本当にするなよ!!」

ス「あの時?って事は吉桜さんが言っていたことは本当なんですね?」

「吉?あー翔くんのマネ? なんて言ってたの?ソッチ聞きたい」

ス「えーっと『大野さんが記念にクルーザーを所有するから 停泊場所を探さないと』って話していました」

「誰と?」

ス「櫻井さんとです」

「ははっはは 多分それ 翔くんのアソビだよ よくするんだよ… 超マジメな顔して遊んでるの」

ス「そうなんですか…」



女性「Nice to meet you」
 きれいな女性が近づいてきた。


(誰だろぉ)


現地スタッフ「船長の奥さんのステファニーさんです」
 日本語を話せるスタッフが紹介してくれる。

(あ…そう)

「こちらこそ よろしくお願いします」
笑顔で握手をする。


奥さん「ヨウコソ タノシンデクダサイ」

「ふふふ はい🎵」

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