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虹色の精霊に導かれて…

第87章 飯できたよぉ

A「あ!」

 床に寝ているルーファスに話しかける相葉
※ルーファス この屋敷のオーナーの飼い犬

A「立って 立って」
 ルーファスのお腹をポンポンと叩く。

A「立って?そこビッションコだから」



S「あぁ~ 最高!!」
 ドコに座るか周りを見る櫻井。


A「立ってぇ~」
 犬に話しかける相葉。

A「ビッションコになっちゃった この子」


ル「ア゛ゥン!」(さわるな!)

A「おお」(そんな事言わないで?)
 ポンポンお腹を叩く。

ル「ガァゥ(もうぉ!)
 噛むぞと威嚇するルーファス


M(嫌がってるよ)
 相葉の行動を見ている松本。



A(おっと 噛まれる!)
 寸前で手を引く相葉。


O(怪我しないでよぉ…)


モモ『ガルゥゥ』
 松本の背後からモモの威嚇が轟く。


 ルーファスが尻尾を垂らして松本の方を向く。

モモ{家犬(かけん)に失礼であろう!}
 

大野、ビールを飲みながら笑う。

M「ああ 相葉さんが怒られた」
 クスッと笑う松本。

A「ごめん ごめん」
 ビールを持ったまま立ち上がる相葉。


M「ココおいで」
 松本が座っているソファをポンポン叩く。


 松本の足元に歩いて行くルーファス。


M「よしよし」
 足元にお座りしたルーファスの頭を撫ぜる。


A「ヤァナことは イヤだった?ごめんね…」
 松本の隣に座ってルーファスの顎をナゼナゼする相葉。




本郷「お怪我は有りませんか?」
 相葉の背後から声をかける。

A「ケガ?ないない こんな事で怪我してたら、飼育員はできないよ?」
 エビぞりをしながら後ろを向く相葉。

本郷「ならいいです」
 相葉から一歩離れる。


M「日常茶飯事?」
 ルーファスを撫ぜながら聞く松本。


A「ん 吠えられるの? 毎回だよ でも この子は優しいから、ちゃんと声に出してくれる ねー」
 顎に手を持って行く相葉。


ルーファス抵抗もなく撫ぜられる。

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