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虹色の精霊に導かれて…

第73章 まったり 振り返る

N「そういう Jは、どれくらい続くと思ってたの?」

M「どうだったかな?
  その当時のKinKi KidsとかV6とか、僕ら付かせてもらってたじゃない?」

N「うん」

M「そういう感じで ずーっとやってくグループとしてのデビューなのかなぁ?とは思ってた」

{・・・}
 チラッと周りを確認する櫻井

M「ただ、自分自身も、この5人がいきなり集められたわけじゃん?
  Jrのそれぞれだった人たちが『この5人でグループ組みますよ』って言って集まった時の不安ていうか、それまで一緒にやってる感覚がないからさ」

N「ないね」

M「そこの不安ていうのもあったし
  ま!ぶっちゃけた話すると『5人中3人辞めたい』みたいな空気だったから『これどうなっていくんだろう』ってのはあったよね

 誰かが『辞めたい』って辞めたら『コレ 終わる』なぁって言うのもあったし
 翔くんも大学進学と同時に辞めるつもりだったでしょ?」


S「うん 周りに結構言ってたからね。ニノもね 辞める準備していたよね?」

N「そうだね 『年末で辞める』つもりだった」


A「二人はさ ジャニーズやめたら何しようとしてたの?」

N「俺は辞めて、演劇の勉強したい、という話をしてたの。裏方の方の勉強したいって」

A「演出とか?」

N「そうそう」

A「へーじゃ翔ちゃんは?その時、大学行って何かになりたかったの?考えてたの?」

S「何も考えてないよ。
  何も考えてないけどさ、それこそ20なんぼ 30なんぼになっても出来ないと思って
  たから、そのときね!
  『まぁ、高校生いっぱいかな』と思ってたの

  でもね(デビューしちゃったら)
  辞めるものだと思っていたけど、辞められる空気じゃなかったよ。
  『もう引くに引けなかったなぁ』・・だから」

M「それ、いつ頃思ったの?」

S「結構すぐよ。デビューコンサートくらい
  やる気無かったし、辞めたいと思っていたけど、本気で辞めれるか思っていたかと言うと、辞めれるとは思ってなかった」

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