無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

次に　マイクに声を乗せたのが　二宮。


　　今日はどうもありがとうございました。


一礼する二宮

　　楽しかったです。

頭を上げると相葉の方を指さして

　　素直なんでしょうね。

　　泣くほど悔しくて、そこに思いがあって。
　　もちろん自分が病気したっていうのも一番大きいだろうけど
　　忘れられない出来事だそうです。

　　でも素直なんだろうね。

　　2002年か2003年かあやふやなんだから。

（会場、爆笑）

　　そういうところ、俺だったら、調べちゃうもの、どっちっだったかな。
　　感動的に言っちゃうんだけださ。
　　素直なんだよな、やっぱり。

Ａ「もぉーー　そうゆう事言うなょぉぉ　分かったよぉ！！」
　二宮の方に手を伸ばして、ブぅん腕を振ってしゃがむ相葉

（はいはい　挨拶しますよ…）

　　まぁ　僕も　自分の話になっちゃうけど

　　ちっちゃいころ、 明日運動会だってなると、おなかが痛くなっちゃうのね

　　明日　遠足だってなると（色々考えてて）頭が痛くなっちゃって…

　　そんな子がさ
ポンポンと自分の胸を叩く二宮。

　　中学生になって（嵐になって）そっから15年経つとさ！

大きな声をマイクに乗せ

　　雨が降っても　歌い続けるような　たくましい成人になっていくんだなって
　　今日、コンサートやっていながらそう思いました。

マイクを高く上げる。

会場から拍手と『ニノ～』と声が上がる。


　　でも　まぁ、ホントにそうやって成長できたのは、ここにいる皆さん！

両手を広げて　会場に向かる。

　　そして
マイクを口元に脅して

　　日本で見てらっしゃる皆さん。そうじゃなく、自分のおうちでね　成功を祈っているファンの皆さんのおかげだと、 本当に思っています。


頭を下げる二宮。



　　すごい楽しい2日間でしたし　僕の中では、もう旅行なのさ。

　　うーん　また行きたいなって思うんだけど
　　お金はそう無限になくて、　俺らはもうすっからかんみたいになっちゃったからさ

財布を持ったような手をして　エア財布を振って　空っぽをアピールする。

　　とりあえず　また溜めて　みんなで　やろう？　やれるよ！！
胸の前で円を作って笑う二宮。