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虹色の精霊に導かれて…

第54章 嵐 二日目 コンサート 後半戦

軽快なリズムと共に雨粒が落ちてきた。

M『あれ? この天気 雨じゃね?』
 掌を上に向ける松本。

S『うーん 雨だねぇ』
 同じように掌を上に向ける櫻井。


 くくくと肩を揺らす相葉。


S「さまぁ~すぷぅらぁしゅぅぅぅぅ」
 自棄のような声で叫ぶ櫻井。 

〝Summer Splash!〟の軽快な曲が流れ始まる。



大野 二宮 笑いながらトロッコに向かう。


S『 派手に微笑み出す太陽が 伝える季節の解放感 shy boyたちが いま舞いそうさ 』

S『ハワイの雨も やっぱり最高じゃん yeah!』
N『イェィーイ』


M『 いつもの場所 また集合したなら 』
A『 走り出そう ほら向こうに 今から 』
N『 微熱のような温もりな肌 』
O『 風に吹かれ動いた空 ほら… 』


N『 行こうぉ 』




メンバー トロッコで手を振りながら、客席を回っている。



 『 夏のきらめきで 僕は輝けるから 』




A『 Oh Yeah! 』

S『皆さん ご一緒に  』

A『 Oh Yeah! 』


S『 Hey!Hey!  Everybody! 』

A『 Oh Yeah!! 』


N「雨…降っちゃたね…」
 マイクを下に向け、髪をかきあげながら、大野に近づく二宮。

O「そりゃ…」
 空を見上げる大野。


陽が落ち、夜空に輝く沢山の『二つ並ぶ光』が動き回る。


O「あんだけ水神が集まりゃ、雨は降るよ…」

N「完全に雨乞いですものね…」



S『 Come on! Everybody! 』

M『 Oh Yeah! 』

S『 Hey!Hey! Come on! 東京!! 』

A『 Oh Yeah! 』



N「我々も仕事しましょ」
O「そうですね」



N『 Oh Yeah! 』
O『 Oh Yeah! 』
 観客の方にピースをする。







〝CARNIVAL NIGHT〟の曲がそのままの流れで始まる。


M「Everybody! Come on!」

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