テキストサイズ

虹色の精霊に導かれて…

第52章 2日目 《MC》

S「この時間をこの3人でどうする?」

A「サンオイル塗る?」

会場「 (笑) 」

A「もうだめか。さすがに、もう焼けないな」
 太陽の方を見て、手で大きく×を作る相葉。

S「サンオイルね」


O「塗ってたね」
 相葉と櫻井を指さす。


A「リハーサルとかで、リーダーと他の2人が日焼け止めを塗ってた」

S「ニノと松潤は日焼け止めだったけど」

O「俺、日焼け止め塗ったよ」

A「日焼け止めの人ね」
 大野を指さす。

A「こっち、サンオイルの人だよね」
 櫻井の肩を引きよせる相葉。

S「俺と相葉君ね」
 二人並んで肩を揺らす。

A「一緒に塗りあったからね。こうやって、男同士ね」
 今度は背中をくっつける。

会場「 キャ~ 」
 黄色い声が響く。

A「なかなかの気持ち悪さでしたよ?」
 ステージ下の観客に笑いながら言う櫻井。

O「ほんと、気持ち悪かった!!」
 口を尖がらして言う大野。

会場「 笑 」


S「そっか、大野さんいたんだっけ?」

O「だって、目の前でお互いにサンオイル塗りあってるんだもん」

A「日に焼けたほうがいいからさぁ」


S「そうそう、体はサンオイルで、顔は日焼け止めを、これでもかってくらい真っ白に『ダメよ~ダメダメ!』くらい白く塗ったのよね」


会場「 爆笑 」


A「塗ったね! 俺ら日焼け止め塗って、顔は焼けなかったわけじゃない?」

O「はい」

A「でも、リーダーが釣りに行った時にも日焼け止めをしているんだよね?」

S「あれ?」

A「日焼け止めをしたら焼けないはずじゃ… 」

O「ダメよ~ダメダメ!」

会場「 (爆笑) 」

S「ずるいよ~今の使い方違うよ」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ