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虹色の精霊に導かれて…

第49章 嵐 二日目 コンサート 起動!!

ヘリの回転数も安定して、いざ 乗り込む前に車の横でストレッチをしているメンバーを見ながらトランシーバーから連絡が来る。

『宮様 配置完了です』

今日は俺が全体の管理と警備をする。昼間の時間をたっぷり使って張った陣には自信がある。


『ヘリ騎乗 5分前です』

「5分前」

M「あいよ」
 大きく伸ばしていた足を戻し、今度は背中を伸ばす。


(今日は、潤くんも楽しんでくださいね!)




S「写真撮る?」

M「撮ろう」

S「ドコで撮る?」

M「ヘリの前で」


「ヘリの前で撮ろうぜ」

櫻井カメラを持ってそうなスタッフに指で指示を出す。


M「犬飼撮って!」

犬飼「はい」





犬飼「じゃ、ダブルで! はい!行きます!!」


ヘリの音でこっちの声は聞こえないみたいだった。

だから、犬養マネの口を見ながら、タイミングを取った。



M「写真見せて!」

 犬飼マネからカメラを受け取り、写真を確認。


S「どう?」

M「うん。イケメン達が映ってた!」

A「イエーイ」
 大げさに喜ぶ


N「はいはい 時間無いんで、掛け声いきましょう!」


 五人だけで手を重ねて円陣を組む。

N「じゃ…」

A「うん」

O「今日も15年分を!」

M「おぅ」

S「楽しむぞ!!」


五人「Oh!!」

重ねた手を一緒に空へ高く上げる。



スタッフ「では、乗り込んで下さい」


乗る席は一緒。


パイロットのミヤサトさん 大野さん 潤くん

後ろ 翔さん 俺 マー君


乗り込んでからのマー君が外にいるスタッフに「アロハぁ」とずっと言ってアロハポーズをしている。




ヘリに乗り込み、外のスタッフから飛び立つ合図が出る。


『浮上します』



パイロット「It flies out.」
 訳 飛び立ちます


ヘリがゆっくり浮上していく。



イヤモニから、オープニングの音楽が聞こえてきた。


M「二日目 やるぞぉぉ」
 潤くんが珍しく大きな声を上げる。


O「おおぉ」
 リーダーも両手を上げて、潤くんに続く。

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