
甘く、苦く
第55章 にのあい【俺だけのDisco Star】
二宮side
雅紀のそのまんまのストレートな
言葉がすっごく嬉しくて。
もうなんか…
なんつうんだろ。こういうの。
幸せっつーか、
あったかいっつーか。
俺が持ち備えてる言葉だけじゃ、
示しきれないくらい幸せで。
「ニノぉぉぉ…」
大粒の涙が、
溢れてくる。
…これ、ほんと綺麗。
雅紀の涙を掬うと、
朝日に照らされて輝く。
…ほら、こんなに綺麗な涙って、
他にはないでしょ?
雅紀くらいなんじゃない?
なんてね。
「…ニノぉ、大好きだよぉ…」
「俺も大好きだから。
安心してよ。
…ね、朝ご飯食べよ。
冷めちゃうよ?」
雅紀の唇に軽く触れて、
微笑んだ。
そしたら、涙は止まって。
今度は、究極の笑顔。
…うん。似合うよ。
雅紀には、
それが一番なんだから。
ずっと、笑っていてよ。
「うーん…この卵焼き、
甘すぎるよ…」
「え、雅紀しょっぱいの好き?」
「いや、しょっぱいのはそんな
好きじゃないけど。
今日の卵焼き、
甘すぎるかなぁ…。
これじゃぁ、おかずにならないよ?」
…むむ。
「ちっ違うよ!
雅紀への愛が、尋常じゃないから
ちょ、ちょっと料理に出ちゃっただけ!」
バレバレだけど、
雅紀は「なにそれー」って笑う。
そんな、幸せな朝。
雅紀のそのまんまのストレートな
言葉がすっごく嬉しくて。
もうなんか…
なんつうんだろ。こういうの。
幸せっつーか、
あったかいっつーか。
俺が持ち備えてる言葉だけじゃ、
示しきれないくらい幸せで。
「ニノぉぉぉ…」
大粒の涙が、
溢れてくる。
…これ、ほんと綺麗。
雅紀の涙を掬うと、
朝日に照らされて輝く。
…ほら、こんなに綺麗な涙って、
他にはないでしょ?
雅紀くらいなんじゃない?
なんてね。
「…ニノぉ、大好きだよぉ…」
「俺も大好きだから。
安心してよ。
…ね、朝ご飯食べよ。
冷めちゃうよ?」
雅紀の唇に軽く触れて、
微笑んだ。
そしたら、涙は止まって。
今度は、究極の笑顔。
…うん。似合うよ。
雅紀には、
それが一番なんだから。
ずっと、笑っていてよ。
「うーん…この卵焼き、
甘すぎるよ…」
「え、雅紀しょっぱいの好き?」
「いや、しょっぱいのはそんな
好きじゃないけど。
今日の卵焼き、
甘すぎるかなぁ…。
これじゃぁ、おかずにならないよ?」
…むむ。
「ちっ違うよ!
雅紀への愛が、尋常じゃないから
ちょ、ちょっと料理に出ちゃっただけ!」
バレバレだけど、
雅紀は「なにそれー」って笑う。
そんな、幸せな朝。
