制服の魔法
第9章 特別科の生活
「夏目、何する?」
『ババ抜き…とか?』
港くんはトランプをシャッフルして、配る
「夏目、蓮とヤったの?」
『えっ!?』
港くんはカンがいい
「したの?さっき」
私はコクッと頷いた
港くんは不機嫌そうな顔をした
「ねぇ…次は僕だからね。」
急な言葉に頭がこんがらがる〜
緊張しながらババ抜きをした
「二人だと、すぐババわかるね。」
『うん。港くんでしょ。』
着々と揃っていく
「夏目…ずっと僕だけとしてね。」
『あ…うん』
「今、約束したから。絶対だよ。拒んでね」
どうして私にそんなこと…
『うん』
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