制服の魔法
第20章 もう遅いよ…
私はココアを口に含んだ。
「ほら。」
『ん……チュ』
キスと共に口を開ける
こぼれないように慎重に流す
「ジュルッ…」
『ハァ…ハァ…』
「あっまーい。夏目の味がする」
わ、私の…味?
「キスさせて?口内を味わうから。」
味わう……?
チュ……
キスをしたら舌が直ぐに入ってきた
本当に口内を味わってる…
『う…んん…』
こんなことしてていいの?
そっと唇を離した
「夏目の口の中甘かった。美味しいよ」
やっぱりかっこいいのは、本当だ。
「冷めちゃうから早く飲も?」
『う、うん』
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