テキストサイズ

ペットではなく家族です。

第13章 亀吉の迷い



愛莉「私、私…亀吉と本当に…」

亀吉「してないよ」

愛莉「…えっ」

亀吉「セックス、してないよ」

愛莉「でもだって」

亀吉「よく見て、僕まだパンツ穿いてる
から」

愛莉「…本当だ」


言われてから気づいたが
亀吉はパンツは疎かズボンも穿いている
この短時間に穿いたとも考えづらく
やはり脱いでない

そう考えるのが正しかった


愛莉「でも待って、でも私、さっき急に
お腹痛くなってシーツに血が」

亀吉「月経でしょう?」

愛莉「月経…」

亀吉「生理の事、まさかこのタイミング
で生理がくるとはね」

愛莉「…」

亀吉「トイレに生理用品あるはずだから
ちゃんとしてきな」

愛莉「…ぅんっ」


亀吉が言った通り
トイレの棚には生理用品があった

裏の説明文を読み少し悩みながらも無事
ナフキンを付ける事が出来た
だけど歩く度に擦れ
ゴワゴワして


愛莉「オムツしてるみたい…」


なかなか慣れなかった


ストーリーメニュー

TOPTOPへ