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愛莉「ちょっと…」

隼人「日直の件、悪かった」

愛莉「…」

隼人「何怒ってるんだよ、悪いと思った
から運ぶの手伝って」

愛莉「そうじゃなくて…その…さっきの
俺の…」

隼人「俺の女って言った事？」

愛莉「！！」

隼人「冗談だよ、冗談、わかるだろう？
そんな事」

愛莉「…別に本気にしてないし」

隼人「じゃあ何だよ」

愛莉「盗み聞きしてたのは悪かったけど
私を巻き込まないで欲しいの」

隼人「…」

愛莉「もし私が宇佐見君と付き合ってる
なんて噂になったらクラスの女子全員に
恨まれる…」

隼人「大袈裟だな」

愛莉「宇佐見君が知らないだけ…」


隼人はモテる
同じクラスの女子だけでなく
他のクラスにも隼人を好きと言う女子は
大勢いる

出来る限り
波風立てたくないのに…


愛莉「どうしよう…」

隼人「なら本当に付き合っちゃう？」

愛莉「は…冗談でしょう…」

隼人「これは本気」

愛莉「…」