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DAYS

第32章 オールリクエストshort story♡





M side



「抱きたい、なんて言ってたのにさ。

今じゃこーんなに可愛いんだもんね。」
「んんぅー…ふっ。」


リビングのソファーに座る俺と、
俺の脚の間に跪いて、必死に俺のモノに
ご奉仕してる翔の姿。


初めてを約束してから、3ヶ月後。
俺たちはめでたく結ばれた。

もちろん、俺が翔を抱いたんだ。


それから翔は覚醒した。

俺が冗談で言った、
「翔くん、才能あると思う。」なんて
言葉が、現実になったんだ。



「はっ、もういいよ、翔。」


そう言うと、名残惜しそうに
俺のモノを口から離す。


「翔、俺の舐めてここ、おっきくしたの?」
「やぁ…っ、だって…。」


膨らむスウェットの上から、
指でつーっと撫でるだけで跳ねる体。

これもこれまでの開発の成果。


翔がここまで淫らだとは思いもしなかった。

だって、普段は真面目だし、
格好いいし、それに爽やかだしね?


でも、それはあくまで皆の前の話。

俺と2人になった途端に、
翔は全てを搾り取る小悪魔になる訳だ。



「あっ、あぁっ、じゅん、じゅんっ。」
「ん?どうした、のっ。」
「愛してる…。」


甘い言葉を囁きながら、中をきゅっと
締めるもんだから、堪ったもんじゃない。


きっとこれからも、ずっと翻弄
させられていくんだと思う。

翔曰く、
「本当は可愛い奥さんとして、
潤をもらうつもりだったのに。」
だって。

結果的には、翔が可愛い奥さんだけど。



ずっと片思いでいいと思ってた、
あの頃の自分に言いたいことはたくさんある。


だけど、1番言いたいのは、

「翔は半端なくエロくて、
半端なく可愛いぞ」ってこと。


後悔なんて少しもしない。

自分を信じろって。不安に負けるなって。

俺たちがこうなるのは、
きっと出逢った頃から決まってたって。


これは偶然じゃなくって、

確かな運命なんだってね。


-end-

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