テキストサイズ

DAYS

第32章 オールリクエストshort story♡






M side



目の前の和を、どんな言葉で
表せばいいのか分からない。


妖艶なのに、可愛らしくて。

色情を感じさせて。

初々しく恥じらっているのに、
小悪魔のような笑みを浮かべてる。


想像していた和よりも、
ずっとずっと凄かった。

色んな意味で。


愛撫すればするほど、
和はどんどん綺麗になる。可愛くなる。


いつもそう感じるけど、
この状況がそうさせるのか、
俺の気持ちがそうさせるのか、

いつもよりも興奮してる俺。

心臓の音が、大きく体に響く。


服を脱がせちゃうのはもったいなくて、
上の服を捲りあげて乳首を口に含む。


「ふぅ…あっ、んんっ。」


体を揺らして、
気持ちがいいと体現してる和を見て
もっと可愛がりたくなる。


「ココ、気持ちいい?」
「ぁっ、いいっ。」


いつになく素直だし、
何のご褒美なんだろうってほど。


和の誕生日のお祝いのために
プレゼントしたはずが、
俺がプレゼント貰っちゃってるよ。



「ね、じゅんー…っ。」
「どうしたの?」


汗で額に張り付く髪をかき揚げて
やれば、恍惚の表情を浮かべる。


「も、挿れてほし…っ。ぁっ。」


絶えず喘ぎ声を漏らして、
涙をいっぱいに溜めてそんなこと言う。

こんなことを簡単にしてしまう、
和はずるい。


「こうさせてるのは潤だよ?」

以前、和は言ったけど、違うと思う。


持って生まれた、一種の才能なんだよ。

和の可愛さと男らしさを兼ね備えた、
その雰囲気は。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ