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腹黒ドS王子の愛する人

第16章 番外編

「ふふ、しゃいじょー。」




「葵......酒に激弱じゃねーか。」





グラス二杯程度ですでに出来上がった葵は元いた席を立ち俺の膝の上に乗っている。





「んー、ギュッてして.....」




そう言って俺の首に手を回し葵はねだるように頬を摺り寄せる。



これは色々とやばい。



俺は要望通りに抱きしめると耳元で囁いた。







「なー、葵。」



「なーに?」





「お前、俺がいなかった時、どんな気持ちだった?」





「.........」

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