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Doki Doki⛔️one way love〜一方通行の恋

第6章 6



翌朝、と言っても限りなく昼に近い午前中
いつになくぐっすりと睡眠を取った雛がスッキリとした顔でリビングに行くと、駿の姿はなかった

あれぇ?
係長いないのかな
昨日は帰らなかったのか、それとも遅くに帰ってまだ部屋で寝ているのか

雛は遅いブランチを適当に済ませると、速水から借りて来たDVDを見始めた

日曜日のこの時間は駿の好きな番組がやっていて駿がマンションにいる時は絶対に譲ってもらえないのだ
とはいえ、この大画面TVも駿が持ち込んだものである

「おおぅ、さっすが大画面、迫力が違うねぇ」

ご機嫌で大画面に釘付けの雛

「なんだか喉が渇いたねぇ…」

お腹も空いてきたし

DVDを観終わるといつものごとく部屋着のスウェットにすっぴんのまま、いそいそとコンビニへ向かった

買って来た大好物のたこ焼きとポテチに炭酸飲料水を夕食代わりにしながら二本目のDVDを観始めた

「久々のらぶろまんす♡ぐふ、いいねぇ」

雛はDVDが終わるとそのまま寝てしまった


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