
おじさん先生との恋愛はダメですか?
第21章 準備
私はそんなことに承諾した覚えはないのに…!
「ねぇ…売るって誰に?」
「周りの友達とか。石田とか結構男子は多いなー。」
「私ってわからないように書いてるんだよね!?」
あまりにも大きな声を出してしまい、お母さんに怒られた。
「今、怒られた?そりゃー名前は変えてるよ。ただの先生と生徒の禁断の恋。」
名前は変えてても、感じとかでわからないよね…?
「じゃあ、明日の放課後。部活は無いから文芸部室に来てよ。オープンスクールだけじゃなくって、小説の準備も手伝ってくれよな。」
