
君は少しも悪くない。たぶん
第8章 <番外編、松本潤SP> Take off!!!!!
〜二宮side〜
「はぁ?」
別々にスタジオを出て、同じバンに乗りこんだ4人。
「いや、俺は良いけどさ」
今日イチの功労者である、翔さんと相葉くんに話を振った。
「リーダーが、彼氏連れてきていいか聞いてくるんだけど」
マジで疲れた顔をしながらイチャイチャしていた2人は、一瞬動きが止まった。
「え、リーダーって」
「あれ?お二人知らなかったんすか?」
「ウソ、マジで!?えっだれだれっ!?」
「あいばさんうるさいです」
「うわーマジか大野さんもか」
「シゲだよ」
翔さんがお茶を吹きそうになる。
「シゲぇ!?」
そっか、そこ飲み仲間だ。
「あ〜加藤くんか。分かんないなー」
「で?どうだろ、潤くんはどう思うか、でしょ?」
「んーでも、シゲは松潤リスペクトしてるし」
そうなのよ、とリーダーが相づちを打つ。
「だから、別に良いんじゃね?」
翔さんがまたイチャつきだす。
まぁ、良っか?じゃあ。
