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君は少しも悪くない。たぶん

第8章 <番外編、松本潤SP> Take off!!!!!

そして、時は8月18日。

次のしやがれの収録日。


前日、潤くんは宮城に行ったらしく。


また、夜の情事もナシ。


「二宮さん、大丈夫ですか」

「あ?何が?」


マネージャーが怪訝な顔で尋ねてくる。

「…満たされない顔、してますけど」

「おまっ、満たされない顔ってなんだよ」

「あ、そうだ。来週のジャニーズWebのトップページに流れるメッセージの担当、二宮さんなんで。今日の収録終わり迄に書いて下さい。」


え?来週?


「おっけ。了解。」

来週…
24日〜30日まで流れるやつか。


楽勝じゃねぇか。


入り時間の40分前に楽屋に入ると、3人はもう来ていた。


あ、この3人は、
おーのさん、翔さん、あいばか。

「ぉはようございますっ」
「おはよ〜」

と口々に挨拶。


「で、話って何?ばかずなり」

「ぅるせぇあいばkっ」

「あれでしょ?松潤の誕生日」


そう。翔さん、ナイス。


「翔さん、8月30日ってさ、宮城のリハだよね?」

「そうそう。乃木坂のスタジオで。夜は18時までだわ」

「だから、そのあとなんかやりましょうよ、って話。」


そう。


こんなに朝早く集まったのは、



松本潤の、サプライズバースデーパーティーの打ち合わせをするため。


「ニノ主導で行こうぜ」


翔さんが俺にウインクを寄越しながら言った。

「大体決まってっからさ」
「んで?どこでやんの?」
相葉さん、イイ質問。


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