
君は少しも悪くない。たぶん
第8章 <番外編、松本潤SP> Take off!!!!!
7月下旬、
潤くんが富士急に行った日、だった。
雑誌の撮影で使った帽子があまりにもカッコよくて
“これ絶対俺より潤くんが似合う”
そう思い、そのまま購入した。
いやぁもう、スタイリストさんもマネージャーもカメラマンさんも出版社の担当者もビックリ。
なかなか面白かったですよ〜みんなの顔。
で、それをプレゼントしようと思ったんですよ。
…それなのに。
それなのにおーのさんが。
番組の金で、潤くんに帽子を作りやがった!!
番組のカネでっ
あぁーはらたつーっ!!
「一つ聞いて良い?」
と、翔さん。
「ん?」
「ニノはさ、大野さんが帽子を作ったのに怒ってんの?それとも、自分の金じゃないってこと?」
「…どっちも。」
「でもさ、それリーダーのせいじゃないよね?」
「うるさいあいばk」
その時、個室のドアが開いた。
「お待たせー」
俺がまた暴言を吐く前に現れた、イケメン。
「潤くんっ」
カッコいい。
