
お嬢様♡レッスン
第107章 ドキドキの晩餐会
きっと彼等には沢山のお見合いの話が持ち込まれるだろう。
お見合いだけでなく、交際の申し込みも多い事だろう。
願わくば、その中に彼等を幸せにしてくれる女性が居てくれればとエミリアは思う。
若くして両親を亡くした兄弟の幸せを願わずには居られない。
出来れば綾芽が彼等の内のどちらかと一緒になってくれればいいのに。
そう思ったエミリアなのであった。
そしてエミリアにそんな風に思われている事など知らない綾芽とフレデリクは、エミリアの家の車の後部座席に座り、それぞれ無言で窓の外を眺めていた。
フレデリクに注意されて綾芽は気不味いと感じていたのである。
その沈黙を破る様に先に動いたのはフレデリクだった。
彼は窓の外を眺めながら、綾芽のストッキングに包まれた膝に手を伸ばす。
彼女の膝は、バックミラーで中が見えないように、ドレスが掛けられている。
その下を潜って、フレデリクは彼女の膝を撫で始めた。
ビクンと身体を震わせ、驚きの目をフレデリクに向ける綾芽。
しかしフレデリクは彼女の方には一切目を向けず、膝を擽り続ける。
彼女は彼の手に指を絡めて、それを治めようとも思ったが、知らない間に身体の下に燻っていた熱が、彼の指を求める様に脳に指令を送り、手の動きを制した。
お見合いだけでなく、交際の申し込みも多い事だろう。
願わくば、その中に彼等を幸せにしてくれる女性が居てくれればとエミリアは思う。
若くして両親を亡くした兄弟の幸せを願わずには居られない。
出来れば綾芽が彼等の内のどちらかと一緒になってくれればいいのに。
そう思ったエミリアなのであった。
そしてエミリアにそんな風に思われている事など知らない綾芽とフレデリクは、エミリアの家の車の後部座席に座り、それぞれ無言で窓の外を眺めていた。
フレデリクに注意されて綾芽は気不味いと感じていたのである。
その沈黙を破る様に先に動いたのはフレデリクだった。
彼は窓の外を眺めながら、綾芽のストッキングに包まれた膝に手を伸ばす。
彼女の膝は、バックミラーで中が見えないように、ドレスが掛けられている。
その下を潜って、フレデリクは彼女の膝を撫で始めた。
ビクンと身体を震わせ、驚きの目をフレデリクに向ける綾芽。
しかしフレデリクは彼女の方には一切目を向けず、膝を擽り続ける。
彼女は彼の手に指を絡めて、それを治めようとも思ったが、知らない間に身体の下に燻っていた熱が、彼の指を求める様に脳に指令を送り、手の動きを制した。
