
お嬢様♡レッスン
第118章 Last Lesson♥幸せになりましょう
それから半年間はあっと言う間に過ぎ去った。
綾芽は復学し、結婚式への準備を進めながら、勉強に明け暮れた。
大学の講義だけではなく、相変わらずグループを纏める為の勉強も続いている。
葛城とは、出来るだけ身体での会話も怠らず、二人の愛は深まる一方だった。
綾芽は時々、自分の勉強も兼ねて本部を訪れるのだが、彼女が来ると葛城は自分の仕事をそっちのけで彼女に付きっ切りになる為、控えるように注意されてしまう事もあった。
多忙ではあるが、充実していて毎日が楽しい。
綾芽はそんな日々を過ごしていた。
「お嬢様、最近肌の調子が宜しいようですね」
綾芽の身体をマッサージしながら柳瀬がそう言った。
日本に戻って来てから直ぐに、綾芽は速水や柳瀬達とも和解し、彼女の周りで働く事を許したのだ。
速水は葛城の下で働き、柳瀬は東乃宮のコスメブランドの一つを預かりながら、綾芽の専属エステティシャンを務めている。
「ええ?そうですか?」
「ええ、お肌の滑りが…何ともしっとりとして艶やかで…。やはり愛されている証拠ですね?」
そんな会話をしながら柳瀬の手は綾芽の背中を滑る。
「柳瀬!貴方の手付き…厭らし過ぎませんか?」
そう言って綾芽と柳瀬の会話に割り込んで来たのは葛城だった。
綾芽は復学し、結婚式への準備を進めながら、勉強に明け暮れた。
大学の講義だけではなく、相変わらずグループを纏める為の勉強も続いている。
葛城とは、出来るだけ身体での会話も怠らず、二人の愛は深まる一方だった。
綾芽は時々、自分の勉強も兼ねて本部を訪れるのだが、彼女が来ると葛城は自分の仕事をそっちのけで彼女に付きっ切りになる為、控えるように注意されてしまう事もあった。
多忙ではあるが、充実していて毎日が楽しい。
綾芽はそんな日々を過ごしていた。
「お嬢様、最近肌の調子が宜しいようですね」
綾芽の身体をマッサージしながら柳瀬がそう言った。
日本に戻って来てから直ぐに、綾芽は速水や柳瀬達とも和解し、彼女の周りで働く事を許したのだ。
速水は葛城の下で働き、柳瀬は東乃宮のコスメブランドの一つを預かりながら、綾芽の専属エステティシャンを務めている。
「ええ?そうですか?」
「ええ、お肌の滑りが…何ともしっとりとして艶やかで…。やはり愛されている証拠ですね?」
そんな会話をしながら柳瀬の手は綾芽の背中を滑る。
「柳瀬!貴方の手付き…厭らし過ぎませんか?」
そう言って綾芽と柳瀬の会話に割り込んで来たのは葛城だった。
